2008年3月25日火曜日

ワークショップのためのワークショップ

2008年度マンデープロジェクトでのベイシックワークショップのトライアル授業です

トライアル授業 プログラム1
 ベイシック・ワークショップ グループリーダー こども芸術学科 水野哲雄

■タイトル;ワークショップのためのワークショップ

■2008年3月26日(水) ■NA412 教室 ■対象 約65名(FA22,TA22,新入生21)

■目的;ベイシック・ワークショップの実施にあたり、その教育的指導内容を検討する。

■到達目標;ワークショップ手法の内容・方法・意義付けなどについてのそれぞれの役割のモチベーションを深め持つ。

■進行プラン
09:00 はじめのガイダンス
09:10 導入として;教室設営とアイスブレイク(グルーピング/8-10グループに)
09:30 ①「ことばの木」;ことばをモチーフにグループでイメージ・メイキング
10:00 グループ展示発表
10:20 休憩(10分)
10:30 ②「ストーリーをつくる」;イメージの文法
10:50 発表
11:15 ふりかえり/ふりかえりシート記入
11:40 午後のガイダンス
12:00 

■準備物(主催者)
□模造紙大の紙;10枚(グループに1枚)
□フリップ用紙;B3サイズ程度30枚(グループに3枚)
□筆記具;色マジック(グループに1セット)
□予備紙;A3コピー用紙100枚程度
□セロテープ、展示用磁石、ホワイトボード、等
□FA準備物;タイマー、笛・鐘、デジカメ、等
□参考資料

午後は、永原ゆりさんによる「マルサンカクシカク」のプログラム
トライアル授業 プログラム2
 ベイシック・ワークショップ グループリーダー 永原ゆり

■タイトル;マルサンカクシカク

■ 2008年3月26日(水) ■NA412 教室 ■対象 約65名(FA22,TA22,新入生21)

■ 目的、到達目標はプログラム1と同じですが、FAもTAも一緒になって新入生と同課題に取り組むことで、ワークショップ本来の楽しさを味わい、前期の授業にいかしていっていただければ、と思います。

■ 課題:一定視点からのみ成立するカタチを描く

■進行プラン
11:40 課題への導入
12:00 〜 13 : 00 昼休み
13 : 00 〜 14 : 50 グループで課題制作
新入生5〜6人で1グループ+TA 2名
残りのTAグループ
FAグループ
15 : 00 〜 15 : 30 発表
15 : 30 〜 16 : 00 ふりかえり/ふりかえりシート記入、あと片付け等

■準備物(主催者)
    カラーテープなど昨年度のWS授業に準じたものをセンターで手配済み。

■ 必要なもの
TA:デジタルカメラ、ビデオカメラなど手持ちのカメラメディア
FA:臨機応変の知恵


ワークショップのためのワークショップ
3月26日2008年 こども芸術学科 水野哲雄

「楽する」から「楽しむ」へ;
からだ全体で感じて考える基盤を鍛えよう


WSの指導メモポイント
1 時間のデザインを;適切な時間配分
  成果よりもプロセスを重視
  導入とふりかえりの時間は、必須
  材料、段取りの事前確認
  進行上の偶発、寄り道、展開を十分想定する
2 プログラムの内容と準備
  場所、道具類の準備と制約
  プログラムの単元を明確に
  プログラムの主旨とブレ、そして発展性を活かして
3 ワークショップの意義付け
  ワークショップという体験の意義;からだで感じ・考える、みんなとみんなで
  目標設定(単元)を明示、共有;<いま・ここ>を大切に
  気づきの引き出し;掘り下げ(タテ軸)と押し広げ(ヨコ軸)
  体験を意識化することで経験となる、そのための工夫を(表現と発表)
  他者を知ることで自己をしる;刺激しあう仲間関係に
4 制約意識の向上
  制約を発想の契機に
  Less is More.;少ないほど、多くの余地(想像)がある。
  失敗をおそれず、ナゼ失敗したかと材料にする;失敗しないとわからないこともある
5 成果の点検と評価
  ふりかえりは、必須の意識化(ことば化);他者との差異とシェア(わけもつ)、自分に気づくなど、ポジティブに発展させよう。
  成果は、人の評価ではなく自己点検・評価に;あらわし・伝えようとすることで見えてくる
  自己点検・評価のためのドキュメントを;記録、メモ、図、画、思いつき、想像、などをまとめる編集力を、ポートフォリオはドキュメント
6 その他

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